しおたに式ソルフェージュ
2年前から折々に受講している塩谷尚子先生のソルフェージュ教育法。
塩谷先生のソルフェージュは、子どもから大人までとてもわかりやすく、遊びながら、リズム感や演奏力の向上につながるメソッドです。
ソルフェージュと聞くと、音大受験の為の、難しい勉強というイメージを抱かれる方が多いかもしれません。一般的に、ソルフェージュ=視唱 といわれることが多く、音楽系でのソルフェージュの授業では、初見視唱や弾き歌いなどの内容が確かに多いですし、音楽系の受験をきっかけにソルフェージュの勉強を始めると言う方が多いと思います。
ソルフェージュを大きく捉えると、演奏するためのいろいろな学びと言えるでしょうか。例えば、曲の背景や作曲家についてや、時代や歴史、などもそうですし、リズムや音程、曲想などもソルフェージュで上達することができます。日々のピアノレッスンの中で、学んでいること、それ自体がソルフェージュといえます。
しおたに式ソルフェージュとは
塩谷尚子先生のメソッドでは、ハンガリーの作曲家、コダーイのリズム唱を取り入れています。コダーイのリズム唱は、音価によって発音の仕方が決まっており、音価がダイレクトに表現されるリズム唱となっています。例えば♩=ター、♪=ティ、と言い表します。(このリズム唱は、ダルクローズのリトミックでも用いられますし、近年では、大手楽器店の指導にも用いられています。)
これを聞くと、ややこしいと思われるかもしれませんが、いきなりこれを学ぶのではなく、遊びながら自然と身に付けていくことが大きなポイントです。
コダーイシステムは、母国語の響きを大事にしています。ファンファーレ音楽教室でお伝えしている、しおたに式ソルフェージュも、日本語の響きやリズム感を大切にし、手遊びやわらべうたから、無理なく、自然に、流れるリズムを身に付けることができます。

レッスンでソルフェージュ
ファンファーレ音楽教室のレッスンの中では、ピアノに座りっぱなしではなく、季節の歌やわらべうたに親しみながら、体を動かし遊びながら、流れる生き生きとしたリズム感を身に付けていきます。勉強のように堅苦しくリズムを学んだのでは、身に付かないばかりか、リズムの学びが嫌になってしまいます。“遊びながら楽しく自然に身につく”ことを、とても大切にしています。
子どもから大人まで、皆さんの演奏力、リズム感の向上に有効な、しおたに式ソルフェージュを、生徒さん皆さんに、レッスンの中でお伝えしますね♪

塩谷尚子先生のプロフィール
ソルフェージュ・ピアノ指導歴40年余
2歳から受験までのソルフェージュ指導延べ30.000名以上
指導者のための講座参加者延べ2.000名以上
ピアノ個人指導の生徒は延べ10,000名
日本一難問のソルフェージュ課題を課す難関校・桐朋学園大学含め 受験生合格率100%
桐朋学園大学附属子供のための音楽教室に幼児期〜中3在籍
桐朋女子高等学校音楽科・桐朋学園大学卒業
桐朋学園大学 管・打楽器部会の伴奏員 16年勤務
桐朋学園大学附属子供のための音楽教室 講師(在職中)
桐朋学園大学の授業・ソルフェージュ教育法に
2013年以降 計14回登壇








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