コンクールについて
2025年10月、ショパンコンクールが開催されました。今回は、日本の桑原志織さんが4位に入賞され、盛り上がりましたね☆
コンクールと言えば、近年では、一般のコンクールも増えましたね。当教室にも、各コンクール団体から、お知らせをたくさんいただいています。
コンクール出場に関する当教室の方針
当教室では、コンクール出場を「目的」ではなく「学びの一つの手段」として位置づけています。
コンクールに挑戦することは、生徒が努力を重ね、自分と向き合う貴重な経験にもなりますが、
一方で、過度なプレッシャーや無理な練習によって音楽を嫌いになってしまうことは本意ではありません。
そのため、当教室では次のような方針のもとに出場を判断しています。
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【出場をすすめる場合】
• 生徒自身が「出てみたい」と明確に意思を示したとき
• 課題曲を無理なく演奏できる基礎力・集中力がついているとき
• 本人が練習を楽しみながら、表現を深めたいという意欲をもっているとき
• コンクールを通してさらに成長できると判断できるとき
このような場合には、保護者の方とも相談のうえで、生徒にとって良い経験となるようサポートしていきます。
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【出場を見送る場合】
• 生徒本人が「出たくない」「緊張で苦しくなりそう」と感じているとき
• 練習が義務的になり、音楽を楽しむ気持ちが薄れているとき
• 保護者の希望だけが先行しているとき
• 費用・移動・時間の負担が生徒や家庭にとって大きすぎるとき
こうした場合には、コンクールよりも日常のレッスンや発表会での成長を大切にします。
音楽を長く楽しむためには、「好き」という気持ちを守ることが何よりも大切だと考えています。
当教室の考え方
私たちは、結果よりも過程を重視し、音楽が人生を豊かにする力を信じています。
生徒一人ひとりの成長のペースを尊重しながら、
「無理のない挑戦」「心からの表現」「音楽を楽しむ力」を育てていきます。
どんなコンクールでも、どんな演奏会でも、「出演したい」と思われたものには、自由に出演していただけます。そのために全力でお手伝いしますので、遠慮なくご相談くださいね♪








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