FAZIOLI
ファツィオリのピアノ、近年よくテレビで見かけるので気になっていました。
今年開催された第19回ショパン国際ピアノコンクールで、第1位となったエリック・ルーの使用したピアノは、ファツィオリ!前回の第18回コンクールでは、ブルース・リウが第1位となりましたが、使用したピアノはファツィオリ!その前の第17回コンクールでは、チョ・ソンジンが、スタインウェイ&サンズを演奏して、第1位でした!
ちょうど先日、第17回ショパン国際ピアノコンクールでの調律師の活躍やピアノメーカーについての番組を視聴したので、一部を要約&記録します。
ショパン国際ピアノコンクール
ショパンの生まれ故郷、ポーランドで、コンクールは3週間かけて行われる。会場は100年の歴史を誇る、国立ワルシャワフィルハーモニーホール。世界20カ国から78人が1次予選に挑む。
コンクールが始まる1週間前の夜10時、ピアノが運び込まれる。大きなエレベーターがないので人力で。今回は4台(2015年)
コンクール5日前、ピアノの弾き比べ。ピアニストにとってピアノは運命共同体。メーカーにとっても、何人に選ばれるか、その真価が問われる。
4つのピアノメーカー
スタインウェイ&サンズ…アメリカ。創業160年を誇る。世界の主なホールに採用され、「ピアノの王様」と称される、力強く華やかな音色。
ヤマハ…日本。ピアノの売り上げ金額世界一を誇る。弾きやすさと豊かな響きが人気。
カワイ…日本。まろやかな重低音が支持され、ヨーロッパで根強い人気がある。
ファツィオリ…イタリア。創業34年の新興ながら、ここ数年国際コンクールで優勝者を出し、世界の注目を浴びる。明るくクリアな音色が特徴。
ピアノ選びは、ショパンコンクールが始まった当初から行われている。ヤマハとカワイの調律師は日本人。ファツィオリの調律師も、日本人。日本人として初めて、ヨーロッパのメーカーからショパンコンクールの調律を任された、越智晃さん。
ファツィオリのピアノは、2010年にショパンコンクールに初参加。ダニール・トリフォノフが弾いて第3位になり、注目を集めた。
ルービンシュタインコンクールでは、2014年にファイナリスト6人のうち5人がファツィオリを弾き、1位から3位を独占。そのすべてのピアノを調律したのが越智さん。
FAZIOLIの工場
イタリア北部のサチーレという小さな町。ここに工場を構えたのが1981年。わずか40人の職人たちによって、ピアノが作られている。素材に徹底的にこだわり、木材の一部は、ストラディバリウスと同じ森から切り出している。弦をはじめ、小さな部品まで自社生産。そのため、年間わずか120台しか作られない。創業者のパオロ・ファツィオリ氏、もともとピアニストだったが、自分の理想のピアノを作りたいと、一からピアノ製作を始めた、業界の風雲児。
そんな彼が、越智さんの調律したピアノの音を聞いたのは7年前。100万人に1人の耳を持つ天才だと直感した。「越智の音作りは本当に優れていました。均一で美しくて柔らかな音色でした。彼は、ピアノの音色を作り出す最高の方法を知っているのです。」とコメント。それ以降ファツィオリは、積極的に国際コンクールへの参加を始める。
越智さんの言葉「(ファツィオリのピアノは)すごく音に色が多かった。カラフルな音。もともと自分が求めていた音にファツィオリの音が近かったので、惹かれた。」
第17回ショパンコンクールでは、ティアン・ルー(中国)1人が、ファツィオリを選び、1次予選で終了。「1人でも弾いてほしい」「良い時も悪い時もある」「記憶に残った人もいると思う」
番組では、丁寧に、最大限の努力をする調律師さんたちの仕事が映されていました。
出典⚪︎(BSスペシャル もうひとつのショパンコンクール〜ピアノ調律師たちの闘い〜(2015年12月放送)
⚪︎(ファツィオリジャパンHP)
ピアノの弦は、全部で243本!
ピアノは、約6000もの部品でできている!そうです(⁰▿⁰)
第17回コンクールでは、1人にだけ選ばれたファツィオリでしたが、第18回と第19回では優勝者の使用したピアノとなり、本当に躍進が凄まじいですね。ファツィオリには、ペダルが4本のモデルもあるそうですよ。興味津々です♪
2015年のショパンコンクールで、4社のピアノメーカーのうち、3社の調律師が日本人って、すごいですね!伝統を重んじるヨーロッパでも、日本人の技術が認められているのですね♪








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